「化粧品の開発」で、”化粧品は嗜好性の高い商品であり好みが分かれるため、化粧品業界はあまり寡占化せず、多くのメーカーが、それぞれ特徴のある商品を開発してシェアを分け合っている”という話をしました。
実際、日本には数百の化粧品メーカー/ブランドがあります。
資生堂、花王(カネボウ)は、誰もが知っている大手ですが、それ以外にも、コーセー、マンダム、ポーラ、ノエビア、日本メナードなど有名ですね。これらの会社は、1社で複数のブランドを持っているところもあります。
また、サントリー、ヤクルト、大塚製薬、富士フイルムなど、他の本業で知られている会社が、それぞれの強みを活かして、化粧品も販売しています。
ベンチャーも、特徴のある技術があれば、案外、成功する確率は高いのではないかと思います。
これらのメーカーに海外の化粧品メーカーも合わせると、膨大な化粧品ブランドがあることになります。
このように、多くのメーカーがしのぎを削っている化粧品で、どのブランドの製品を選択するかは、まさに好みによるとしか言えませんが、結局、その製品のアピールポイントに科学的な根拠があり、また、実際その化粧品を使ってどれだけユーザーテストを行い改良を重ねてきたかが重用だと思います。
もう10数年前になりますが、世界最大手の海外化粧品メーカーのパリにある研究開発センターを見学させてもらったことがあるのですが、そこでのユーザーテストは徹底していました。これで、いい商品がつくれるのだなと納得したものです。
今後、さらに掘り下げた記事も書いていきたいと思っています。
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