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ノーベル生理学・医学賞を本庶佑特別教授が受賞

今日、2018年のノーベル生理学・医学賞を、京都大学の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授らが受賞しました。受賞理由は、免疫の新しい仕組みを解明し、それが、抗がん剤(オプジーボ)の開発につながったためのようです。
毎度のことながら、日本人から、ノーベル賞受賞者がでるのは、喜ばしいことです。また、以前、京都大学に在籍していたこともあり、より身近なことに感じられます。

さて、これらの業績は、今までのノーベル賞と同様に、一般にはわかりにくい内容です。しかも、今回は、複雑な免疫関連の業績なので、なおさらです。しかし、今日以降、テレビ、ネットなどで、分かりやすい図や映像をつかった解説が増えるでしょうから、理解するには、それらを見るのが一番はやいと思います。

受賞内容については、テレビなどで十分紹介されると思うので、ここでは、関連する2つのお役立ち情報を紹介します。

一つ目は、書籍の「病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症」(メディックメディア刊)です。医学生などに、分かりやすいと評判の、病気がみえるシリーズの一つです。「免疫」というものを知るにはよい本だと思います。

二つ目は、以前紹介した「はたらく細胞」の「第7話 がん細胞」で、 がん細胞から体を守るため、擬人化した、白血球(好中球)さん、キラーT細胞さん、NK細胞さんが登場します。

ノーベル賞を機会に、ちょっとした頭の体操に、「免疫」の世界に触れてみるのもよいかもしれません。

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