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らいふのもり

GLP(優良試験所基準)

医薬品、農薬、化学物質(左記は全て化学物質ですが)などは、人の健康や環境に対する安全性が評価されて初めて世の中に出ます

この安全性の評価はGLP試験で行われることが多いのですが、一般にはあまり聞きなれない言葉だと思います。実は、私はGLP施設の責任者を10年程務めました。
GLPとは、Good Laboratory Practiceの略で、薬の非臨床試験等において、試験施設の設備・機器等が適切であることを保証する「優良試験所基準」のことで、試験データの客観的な信頼性を確保するための仕組みです。
もともとは、アメリカで試験データのねつ造などがあったために作られ、信頼性を保つために、「試験施設内部での信頼性保証の体制」や「外部からの監査・査察」などについて基準が設けられています。

安全性はライフサイエンス分野の重要事項です。今後、随時、取り上げていくつもりです。

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