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らいふのもり

ICTと教育

最近、教育のツールとして、ICT(情報通信技術)の活用が急速に進んでいます。
政府の国家戦略の「世界最先端IT国家創造宣言」(2016/5)、「日本再興戦略」(2016/6)、「ニッポン1億総活躍プラン」(2016/6)などでも取り上げられています。

教育へのICTの活用のメリットしとして、学習への興味などを高めること、分かり易い授業、主体的・協奏的な学び(アクティブ・ラーニング)などが挙げられています。

医学部等の医療関係でも、アクティブ・ラーニングを実践する大学が増えているそうです。
病気がみえる」で、「本だけでなく、アプリなどを使った、電子書籍も好評のようです。」という話をしましたが、これもその一つの例です。

また、「サイエンスを分かりやすく伝える」で、「難解なサイエンスの世界を、図を使って説明している資料を読むと、文字だけの説明よりも数倍分かり易い」という話をしましたが、医療系は人体構造などビジュアルに理解する必要があるので、ICTの活用は有用だと思われます。
実際、群馬大学医学部では、人体構造の3次元的な理解と画像診断能力の向上のために、携帯型画像端末を学生に配布して、教育に利用しているそうです。

医療の現場では、「プロジェクションマッピングの手術での利用」や「手術用ロボット」で述べたように、ICTの活用が進んでおり、学生のうちから身近なものとしておくのはよいことと思われます。

医療関係の教科書などの書籍は、分厚くて重いものが多く、これらを持ち歩くのは大変ですが、今後、タブレットが一つだけあれば、どこでも学べるようになるかもしれません。

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