ライフサイエンス分野の法令について、「ライフサイエンス法令」「動物倫理」「ライフサイエンス法令の対象物の大きさの比較 」などで、たびたび取り上げてきました。また、「お役立ち法令ガイド」では、ライフサイエンス研究に関連する対象と法令の一覧を掲載しています。
これらで紹介した、ライフサイエンスの法令では、「ヒト」と「人」の両方の言葉が使われています。
例えば、倫理指針では、
「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」
「ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療に関する倫理指針」
「ヒトES細胞の樹立に関する指針」
「ヒトES細胞の分配及び使用に関する指針」
「ヒトiPS細胞又はヒト組織幹細胞からの生殖細胞の作成を行う研究に関する指針」
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」
などであり、「ヒト」の方が優勢です。
一般に、「ヒト」は、人間を他の生物と同列に扱う場合、「人」は、他の生物から特に区別して扱う場合 に使われるので、上記の使い分けは違和感のないところです。
このような使い分けに注意すると、法令・指針に対する理解も深まるのではないでしょうか。
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