ほとんどの方には、健康は最も関心のあることだと思います。
健康のためには、規則正しい生活習慣など予防が重要なことは言うまでもありませんが、健康食品、サプリメントを摂っている方も多いと思います。
健康食品を選ぶとき、体の状態を考えて、できるだけよさそうなものを選ぶと思います。また、効能に加え、安全性も重要な判断基準となります。ただし、気をつけなければならないのは、どんなに効能の高いものでも、摂取量や摂取方法をまもらず、過度に摂取しすぎるとよくないということです。
化学物質の毒性の分野では有名ですが、16世紀のスイスの医師、錬金術師であり、毒性学の父と呼ばれる 「パラケルスス」（Paracelsus）は以下のように述べています。
「すべての物質は毒である。毒でないものなど存在しない。摂取量によって毒であるか、そうでないかが決まる」
つまり、どんなに体によいものでも、過度に摂取すると、害があると言っています。
健康食品を摂る場合は、自分にあったものを適度に摂ることが大切です。
今後、健康食品について、できるだけサイエンスの視点をいれて、話題にしていきたいと考えています。
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