サイエンスは一般に難解です。
これらを分かりやすく伝え、技術者と一般の人々をつなげるサイエンスコミュニケーターという職種があるくらいです。
かなり前になりますが、テレビを見ていると、人体や細胞等の医療の世界を正しく分かりやすく伝えるため、「コンピュータ・グラフィックス」を製作する医師が紹介されていました。
人間には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感がありますが、かなりの部分が視覚で決まると言われています。私も、難解なサイエンスの世界を、図を使って説明している資料を読むと、文字だけの説明よりも数倍分かり易いと感じます。
さて、コンピュータ・グラフィックスは最新の技術ですが、古くから、「ぬいぐるみ」などを使って分かりやすく伝える活動も行なわれています。
医療にかかわる活動であるぬいぐるみ病院では、「子どもたちがより健康になれるよう広く働きかけ、ぬいぐるみ病院に参加した子どもたちが将来にわたって周囲も巻き込んで健康に近づけることを目指す 」を未来図に、「ぬいぐるみ」を使って、ぬいぐるみ診察と保健教育の2つの健康教育が行なわれています。※
このように、医療やサイエンスの世界は、一般には難解なので、古くは「ぬいぐるみ」から、最新の「コンピュータ・グラフィックス」まで、視覚を使ったさまざまな方法で分かり易く伝えるこころみがなされています。
※ ぬいぐるみ病院プロジェクトHP https://nuigurumijapan.wixsite.com/tbh-japan
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