最近、ボランティア活動が盛んになっていますが、以前から、医療系の学生のボランティア活動は活発です。
これらには大学で用意されるものもありますが、学生の自主的な活動が中心となっており、ほとんどの医療系大学にはボランティアのサークルが複数あると思います。
また、大学の枠を超えて、外部の団体が行うボランティア活動もあり、多くの学生が参加しています。例えば、IFMSA(国際医学生連盟)、民医連(民主医療機関連合会)、JICA(国際協力機構)などが知られています。
特に、幅広く世界的に活動しているIFMSA※は、国際NGOであり、「すべての医学生がグローバルヘルスのために団結し、将来の医療において地域、そして世界で活躍できるリーダーを育成する」ことをVisionとして活動しています。
また、WHO(世界保健機関)、WMA(世界医師会)を始め、様々な国際機関、UNESCOやUNICEFなどの国連機関と公式な関係を結んでおり、2017年8月時点で、126の国と地域から135団体が加盟し、130万人以上の医学生が参加しているとのことです。
日本では、IFMSA-Japanが活動しており、そこに多くの大学から参加しています。
活動は、「 臨床交換留学に関する委員会」「 基礎研究交換留学に関する委員会 」「 性と生殖・AIDSに関する委員会 」「 公衆衛生に関する委員会」「 人権と平和に関する委員会」「 医学教育に関する委員会」 の6つの委員会を設けて行っています。
将来の医療に関わる学生は、ボランティアに参加することで、社会貢献という高い志を養っていくのかもしれません。これらの活動がますます活発になることを期待しています。
※ IFMSA-Japan HP: http://ifmsa.jp/
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