今週は、プロ野球のドラフト会議があり、最近はテレビでイベントのように放映されています。今年は、甲子園を沸かした、金足農業・吉田輝星選手や大阪桐蔭・根尾昂選手などが一位指名され、今後の活躍が期待されます。
ロジンバッグ
野球では、どちらかというと野手よりも投手が注目されますが、試合をみていると、投手は投球の際に、ボールが滑らないように、なにか白い粉を手につけています。これはロジンバックという滑り止めで、白い粉の約80%は炭酸マグネシウムであり、残りは主に松脂(まつやに)からなり、それ以外の少量の成分も含むようです。安全性は、松脂はかぶれる人もいるので、その点だけ注意しておけば、それほど気にしなくてよいものと思われます。
スポーツの世界では、体操や重量挙げなどで、同様な白い粉が滑り止めに使われています。
ジェルマット
その他に、滑り止めとしてよく目にするのは、目的は違いますが、パソコンなどの耐震用に使うジェルマットです。100円ショップでも売られています。これらのジェルは、高分子化合物などから作られています。
以前、テレビを見ていて、墓石などの耐震用にもジェルマットが使われていることが紹介されていました。このジェルマットは、墓石の重みでつぶれないように鉛の玉を入れているとのことです。
ストッパー
滑り止めは、その他にもいろいろなものがあり、タイヤの滑り止めのチェーンやスタッドレスタイヤなどは身近なものです。
生物や化学の実験室には、高価で重い測定装置などがあり、これらは地震対策には、物理的に装置を固定するストッパーが使われることが多いです。企業などでは、組織内で安全の観点で定期的な巡視を行っているところが多いと思いますが、地震対策の有無は重要なチェックポイントだったことが思い出されます。
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