「はたらく細胞」第2弾です。
以前、身体の中の細胞の働きを擬人化したテレビアニメ「はたらく細胞」では、細胞の働きをとても分かりやすく物語として説明しているという話をしました。7月から9月まで、毎週、放送されていて、毎回、大変おもしろく見ていました。
第11話から13話の、「熱中症」と「出血性ショック」の話は、いずれも緊急事態で、身体の中の世界が崩壊する寸前になります。
「熱中症」では、身体の中の世界が、暑く、水分不足になり、白血球さんなどの免疫細胞も元気がなくなり、細菌の進入などのさまざまな事態が生じますが、最後は、輸液の点滴により、世界は救われます。
「出血性ショック」では、突然の大量の出血と思われる事態が生じます。出血箇所に血小板さん(アニメのなかでは子供です)が行ってはたらきますが、大量の赤血球さんが、出血のため身体の世界からいなくなり、酸素を運ぶ赤血球さんが足りなくなります。このため、細胞が酸素不足となり、世界は終わりを迎えようとします。そこに、救世主のように、いままでいなかった多くの赤血球さんが現われ、酸素を細胞に運ぶことで世界は救われます。
もうお分かりですね。あたらく現われた赤血球さんは、輸血により、やってきたのです。
この二つのお話は、普通であれば、なにかあっても、身体の中の白球球やキラーT細胞が働き、身体はもとに戻るのですが、どうしようもなくなったときは、点滴や輸血などの医療が必要になるということを分かりやすく説明しています。
今後、新シリーズがあればいいなと思っています。
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