医薬品

抗インフルエンザ薬

投稿日:2018年12月13日 更新日:

インフルエンザ対策」で、対策としては、予防接種、保護具、消毒、診断、薬など様々なものがあり、もし、「罹ってしまったら、インフルエンザ薬を服用しますが、内服薬のタミフルや吸入薬のリレンザなどいくつか種類があり、病院で処方されることになります。」という話をしました。

インフルエンザの治療薬として主に使われているのは、
経口薬の「タミフル」、「ゾフルーザ」
吸入薬の「リレンザ」、「イナビル」
点滴薬の「ラピアクタ」です。

このほか、経口薬の「シンメトレル」(効果があるのはA型のみ)と「アビガン」(催奇形性の危険があるため、新型・再興インフルエンザ向けに限定して承認され販売されていない)が知られています。

さて、インフルエンザウイルスは、ごく簡単に言うと、以下のように働きます。
①鼻やのどの粘膜に吸着して人の細胞に侵入
②ウイルスは自身の殻をやぶり細胞の中にRNA(遺伝情報)を放出
③細胞内で増殖:③-1: mRNAの合成、③-2: RNAの複製
④ウイルスが細胞の外に出て他の細胞に感染する

インフルエンザ薬を作用機序によって分類すると、以下のようになります。
②を阻害: 「シンメトレル」
③-1を阻害:「ゾフルーザ」、③-2を阻害:「アビガン」
④を阻害:「タミフル」、「リレンザ」、「イナビル」、「ラピアクタ」

特に、「ゾフルーザ」は、2018年に製造承認、販売が開始され、1回の経口投与で治療が可能なため、今後、使われることが増えると思われます。

インフルエンザウイルスは増殖スピードが速いので、罹ったなと思ったら早めに医療機関を受診することが必要です。また、罹る前に、手洗い・うがい、マスク などで予防することが大切なのは言うまでもありません。

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