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センター試験の理科の平均点と受験者数の推移

投稿日:2019年2月11日 更新日:

センター試験を終わって、大学受験生は、予備校の合否判定システムを使って志望校選びをして、いよいよ前期日程試験を迎える大変な時期です。

今まで、「大学入学試験での理科の選択」や「大学入試センター試験の時期に思うこと」でセンター試験、特に、理科の選択について話をしました。

ちょうど、先週、センター試験の理科の平均点が発表されたので、理科(生物、化学、物理)の過去10年間の平均点と受験者数の推移についてまとめてみました

  

・H20~H26:生物Ⅰ、化学Ⅰ、物理Ⅰ、H27~H30:生物、化学、物理(主に文系が選択する生物基礎、化学基礎、物理基礎は集計していない) ・平均点は得点調整後(H27)のもの
・H27の受験者数は、生物Ⅰ+生物、化学Ⅰ+化学、物理Ⅰ+物理の受験者を合計
※大学入試センター>センター試験 https://www.dnc.ac.jp/center/index.html に掲載の情報をグラフ化

平均点を見ると、特に、どの科目が有利ということはなく、年によってかなり変動することが分かります。今年は、生物の方が物理よりもかなり平均点が高くなっています。

グラフにして気がついたのは、生物の選択者がH27から急減していることです。この年から、新課程に対応した試験(例えば、生物Ⅰが生物と生物基礎に分かれ、文系受験者は主に基礎を選択。(化学、物理も同様) 文系は生物選択者が多い。)が始まったことが原因として考えられますが、実際はどうなんでしょうか。(予備校の先生は詳しいと思いますが・・・) 生物の平均点にかかわらず、H27から今年まで、主に理系の受験者は、生物選択者が物理よりも大幅に少ない状態が続いています

さて、理系の受験生、医学部受験生は、まず化学を選択し、もう一科目は物理を選択する生徒が多く、予備校もそのような指導をすることが多いと聞きます。平均点に限っていうと、一概に、生物と物理のどちらが有利とは言えませんが、標準偏差は物理の方が大きいことが多く、つまり、高得点を狙い易く、医学部受験生なら満点を狙えるのに対して、生物の満点は難しいことが影響しているのかもしれません。

現行のセンター試験は来年2020年1月を最後に、2021年からは「大学入学共通テスト」に移行します。その際、理系の生物選択の受験者数が増えるかどうか、注目したいと思います。

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